石狩小中学生剣道錬成会〜中学生の部〜
昨日の小学生の部に続き、中学生の部の結果をご報告致します。
中学生の部
7戦3勝4敗
試合自体は7試合でしたが4人で試合を回したので1人8〜9試合行いました。惜しくも負け越してしまいましたが、試合を重ねる中でそれぞれが何かを掴んだと言っており、自信に繋がったみたいです。以下中学生の部を担当した村上館長の総括です。
午前中は攻めてから崩して打つ試合を伸び伸びと試合をやっていた感じで良かったと思います。午後からは昼食後の影響もあったのか午前中より試合運びが雑なる面もありましたが、ここ最近意識させている後打ちの姿勢は見られるようになりました。
課題としては攻めがワンパターンで崩しきれない場面があったので一手二手バリエーションを増やしてほしいです。
今後の稽古で意識するポイントは
・得意技の確実性
・攻め崩しの多様性
・後打ちの確実性
・得意技と正反対の技
・相手の体格に合わせた攻め方
普段やっている事の応用なのでしっかり意識してやればすぐ身につけられる事だと思います。
との事です。中学生は来期4人で戦い抜かなければなりません。
剣道の団体戦における1人の欠場は他の団体競技に比べてかなり不利です。1つ負けを渡すだけでなく、2本負けの扱いになる事がかなり大きいのです。
例えば先鋒、次鋒が一本勝ち、中堅が引き分けで有利に試合を運んでも、大将が一本負けしてしまえば2勝2敗ですが本数が2−3の為、本数負けになってしまいます。引き分けが続けば相手チームがどんどん有利になります。また大将の前に誰かが負けてしまえば相手チームは2つの勝ちがあるので無理に勝負する必要が無くなります。余程考えないで試合をしない限り簡単に打ってきません。逆に必死に取りに来る所を狙うでしょう。ただの1敗2本負けがとてつもない影響力があるのです。
しかし、私は4人で試合を勝ち抜き札幌から全道大会に出場したチームや、激戦の地方大会で優勝して全道大会に出場したチームを知っています。そのチームに共通して言える事はただひとつ、絶対的な主将の存在。個々の力は弱くても、主将に繋げば絶対に勝てるんだ!そういう意識をもったチームは余計な事を考えずそれぞれの役割を全うします。
その中で生まれる絆はとても強固なものだと思います。
先生から言われたことをしっかり意識して稽古に励もう!絶対的な存在になるのは俺だ!私だ!新川クラブの絶対的な存在の誕生を願っています。
新川クラブー!Fight!!
0コメント